独学で灘・東大へ合格!チャレンジを続ける【学心】久保先生

2022年春に高石駅前で開塾した「学心」。開塾から半年、小学生から高校生まで様々な生徒が同じ空間で学んでいます。
代表の久保先生は独学で灘・東大へ。教室ではどんな授業が展開されているのでしょうか。

目次

学心って?

高石駅東口を出てすぐ、アプラたかいしの隣。ビル3Fにある「学心」。
教室の前には温かみのある木製の看板が掛けられている。

「学ぶ心を育てる」とは?

学心という塾名の由来は何ですか?

学心という塾名には「学ぶ心を育てる」という思いが込められているんですが、「学ぶ心を育てる」ためには、のびのびと勉強し、楽しさを見出してもらうことが大事だと思います。

大人が一方的にあれしろ、これしろと言ってしまうと、学ぶ楽しさは感じられませんよね。
私の父は勉強が好きで、常日頃から本を読んだり勉強をしていたので、私も自然と横で真似をしていました。そうしているうちに、学ぶことで世界が広がる楽しさを知って、毎日勉強をするようになって…
そういう原体験が今の指導方針に繋がっていると思います。

勉強は一生続くものですから、楽しくやっていきたいですよね。

定期テストや受験勉強だけが勉強ではないですもんね。

受験勉強は、あくまで勉強という大きな枠のごく一部ですよね。
自分が身を置きたい環境に行くためにするのが受験勉強ですから、それも大切です。
でも勉強の本質は、普段そこまで考える余裕はないですけど、人間的な完成であったり、人生の本質を考えたり…そういうことのために続けていくものだと思います。

久保先生も勉強中なんですね。

そうですね。塾も始めたばかりですし、私自身これからもチャレンジをしていきたいですから、私が学んでいく姿も見てもらって、生徒たちが何かを感じてくれたら嬉しいです。

久保先生の指導方針

学心さんではどんな授業をされているんですか?

授業形態としては、自分でその日にやると決めた教材を持ってきてもらい、個別に勉強してもらっています。私は皆が勉強している前にずっといますので、分からないことがあれば質問してもらいます。

学習の進捗度は皆バラバラで、小学生で中学生の進度をやっている子もいますし、苦手な教科を一学年戻って復習している子もいます。
算数オリンピックを目指す子の横で、灘の問題を解いている子もいますし、学校進度の学習をしている子もいます。

出てきた質問の中で、皆と共有した方がいい内容があれば、板書を使って説明をしたり…小学生が質問した問題を、中学生も一緒に考えたり。
他の塾さんとはちょっと違う環境で、皆で面白く勉強を進められたら良いな、と思っています。

1つの教室で様々な学年・学習進度の生徒が一緒に学ぶ。

先生が用意するのではなく、自分で教材や勉強内容を決めるんですね。

自分で勉強ができるように、自立できるように、というコンセプトでやっていますので、最初は難しくても自分で学習計画を立てられるように指導します。

毎回、「学習の記録」という用紙にその日何をするか書いて提出してもらいます。それに私がコメントをする…というやりとりの中で、できるようになっていきます。

生徒たちは皆立派で、慣れてくると小学生のうちから優先順位を付けたり、教材ごとの所要時間に予想タイムをつけたりと、工夫も加えてくれますよ。
また、教材を決めることが難しくても、私からこれをやれ、とは絶対に言いません。
一緒に考えて、最終的には自分で選択することを大事にしています。

これからの展望

これからどんな塾にしていきたいですか?

他では身につかない力をここで育てていけたらいいな、という思いはあります。
どんな子どもでも、好奇心の芽が眠っているだけだと思うんです。
それを出してあげられるような、そういう役割ができればいいと思っています。

あとは私が特に自然が好きなので、教室を木造にするとか、観葉植物を増やすとか、もっとのびのび学べる環境にできたら…というのが夢です(笑)

勉強の本質を大切に、自発的な学びを楽しむ。
学心で過ごす時間は生徒さんにとって濃い時間になりそうです。
久保先生、有難うございました!

学心
住所大阪府高石市綾園1-3-14 高石DSビル302
電話番号070-8959-1119
HPhttps://gakushin.jp/


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この記事を書いた人

枚方市在住。岸和田の個人塾『大志学園』で勤続13年、過去に地域の公立高校・私立高校を紹介するフリーペーパー「大志通信」の制作を担当。”個人塾の良さを、沢山の人に広めたい”という思いで『いい塾探しドットコム』を運営しています。

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