記事公開日 2023/02/20 最終更新日 2023/03/01
この記事では、理学療法士の仕事内容や作業療法士との違い、国家試験、学校選び等について紹介しています。
将来、理学療法士を目指している方はもちろん、初めて理学療法士について知る方も、是非参考にしてください。
目次
ケガや病気などで身体が思うように動かない人に対して、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて機能回復を目指す専門職です。PT(Physical Therapist)と呼ばれることもあります。
「立つ」「歩く」「座る」「寝る」のような、日常動作の基本となる身体機能を回復させるリハビリテーションを行います。
例として、下記のようなリハビリテーションがあります。
理学療法士と作業療法士はどちらもリハビリテーションに関わる仕事のため、どのような違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
作業療法士はOT(Occupational Therapist)と呼ばれることもあります。
理学療法士は「立つ」「座る」などの身体機能の中でも大きな動きのリハビリテーションを行うのに対し、作業療法士は「箸を持つ」「字を書く」など日常で必要となる動作のリハビリテーションを行い、社会的適応能力を維持・改善することを専門としています。
また、作業療法士はメンタルケアも行うという点が理学療法士との大きな違いです。精神科の病院などで働く作業療法士も多いです。
理学療法士免許を取得した後は、主に病院やクリニック、介護保険関連施設等で働きます。近年では医療施設に限らず、スポーツ現場や一般企業、独立開業など様々な形で理学療法士が活躍しています。
アスレティックトレーナーや、柔道整復師としてダブルライセンスを取得し活躍の場を広げることも可能です。
理学療法士は国家資格であるため、理学療法士になるためには国家試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
理学療法士国家試験の合格率は、「第57回理学療法士国家試験」(令和4年2月20日実施)の合格率は全体で79.6%、うち新卒者の合格率は88.1%(※)です。
※ 厚生労働省HPより
また、国家試験を受験するためには、養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。
養成校の中には夜間部が設置されている学校もあり、社会人として働きながら理学療法士の資格取得を目指している方もいます。
資格取得後、より専門的な知識を身に付けたり研究職をめざす場合は大学院に進学することも。
なお、すでに作業療法士の資格を持っていたり、外国で理学療法士の免許を取得した人は、養成校に通う期間が短くなったり通う必要がない場合もあります。
めざす資格に必要な知識と技術を身に着け、受験資格が得られるという点では、どちらも同じです。ただし、修業年限や目的に違いがあるので、それぞれの特徴を十分理解し、進路選びをすることが大切です。
大学とは・・・学術的、理論的な学問を学ぶとともに、幅広い教養や知識を身に着けるための教育機関。卒業すると「学士」の学位が授与されます。
専門学校とは・・・資格取得を目標として必要な知識や技術を身に着けるための職業教育を行う教育機関です。卒業すると「専門士」や「高度専門士」の称号が与えられることがあります。
大阪府泉南郡熊取町にある関西医療大学では、保健医療学部理学療法学科で理学療法士を目指すことができます。
国家試験合格率 95.2%(全国平均88.1%)
※2021年度「第57回理学療法士国家試験」の結果
高い国家試験合格率はもちろん、
など、広い視点を養いながら高い専門性を身に着けることができます。
2023年3月26日(日)春のオープンキャンパスが実施されます。
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