記事公開日 2023/08/01 最終更新日 2023/10/02
この記事では、作業療法士の仕事内容や理学療法士との違い、国家試験、学校選び等について紹介しています。
将来、作業療法士を目指している方はもちろん、初めて作業療法士について知る方も、是非参考にしてください。
食事や入浴のような自分自身のことを行う「セルフケア」や、仕事や家事をするなどの「生産的活動」、趣味の活動を楽しむ「余暇活動」。これらの作業活動が、病気やけがなどで困難となった方々に対し、作業の取戻しをサポートして”自分らしい暮らし”を実現する支援をします。
作業療法士はOT(Occupational Therapist)と呼ばれることもあります。
作業療法士の仕事は、大きく4種類あります。
作業療法士と理学療法士はどちらもリハビリテーションに関わる仕事のため、どのような違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
理学療法士はPT(Physical Therapist)と呼ばれることもあります。
理学療法士は「立つ」「座る」などの身体機能の中でも大きな動きのリハビリテーションを行うのに対し、作業療法士は「箸を持つ」「字を書く」など日常で必要となる動作のリハビリテーションを行い、社会的適応能力を維持・改善することを専門としています。
▼理学療法士のお仕事について、詳しくはこちら
作業療法士免許を取得した後は、主に病院やリハビリテーションセンター、精神科病院などの医療機関で働きます。近年では医療施設に限らず、一般企業、行政機関、就労支援など様々な場所で作業療法士が活躍しています。
作業療法士は国家資格であるため、作業療法士になるためには国家試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
作業療法士国家試験の合格率は、「第58回作業療法士国家試験」(令和5年2月19日実施)の合格率は全体で83.8%、うち新卒者の合格率は91.3%(※)です。
※ 厚生労働省HPより
また、国家試験を受験するためには、養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。
養成校の中には夜間部が設置されている学校もあり、社会人として働きながら作業療法士の資格取得を目指している方もいます。
資格取得後、より専門的な知識を身に付けたり研究職をめざす場合は大学院に進学することも。
めざす資格に必要な知識と技術を身に着け、受験資格が得られるという点では、どちらも同じです。ただし、修業年限や目的に違いがあるので、それぞれの特徴を十分理解し、進路選びをすることが大切です。
大学とは・・・学術的、理論的な学問を学ぶとともに、幅広い教養や知識を身に着けるための教育機関。卒業すると「学士」の学位が授与されます。
専門学校とは・・・資格取得を目標として必要な知識や技術を身に着けるための職業教育を行う教育機関です。卒業すると「専門士」や「高度専門士」の称号が与えられることがあります。
大阪府泉南郡熊取町にある関西医療大学では、保健医療学部 作業療法学科で作業療法士を目指すことができます。
国家試験合格率 100%(全国平均83.8%)
※2022年度「第58回作業療法士国家試験」の結果
高い国家試験合格率はもちろん、
など、広い視点を養いながら高い専門性を身に着けることができます。
公募制推薦選抜が11月に実施されます!
試験日 2023年11月5日(日)
出願期間 2023年10月17日(火)~10月27日(金)
試験日 2023年11月26日(日)
出願期間 2023年11月7日(火)~11月17日(金)
入試について、詳しくは関西医療大学公式ホームページをご確認ください!
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