記事公開日 2023/04/20 最終更新日 2023/04/28
この記事では、柔道整復師の仕事内容や整体師との違い、国家試験、学校選び等について紹介しています。
将来、柔道整復師を目指している方はもちろん、初めて柔道整復師について知る方も、是非参考にしてください。
目次
昔から「ほねつぎ」「接骨師」として広く知られ、骨折や脱臼、捻挫などのケガを、手術をせず薬を使わずに治療することができる外傷のプロ。
接骨院・整骨院の先生として知られる医療技術職です。
整骨術をマスターし、ストレッチやトレーニングなど、手術や投薬ではない方法で患者の自然治癒力を最大限に生かした治療を行います。
地域医療やスポーツ医療との関わりが深く、接骨院や整骨院、病院だけでなく、介護や福祉の分野からも注目を集めています。
柔道整復師は国家資格であるのに対し、整体師は国家資格ではありません。
治療内容にも違いがあり、柔道整復師は骨折、脱臼、捻挫などのケガを治療することができ、その施術行為には健康保険、自賠責保険、労災保険などの保険が適用されますが、整体師は医療行為ができません。
柔道整復師免許を取得した後は、病院やクリニック、介護保険関連施設等で働いたり、スポーツ現場や一般企業、独立開業など様々な形で活躍できます。
■ 施術所勤務
接骨院(整骨院)や鍼灸接骨院などの施術所に勤務し、スポーツや日常生活で生じたケガの治療から予防まで、地域の健康づくりに貢献。
■ 医療施設勤務
病院やクリニックなどの医療施設のリハビリテーション部門に勤務し、柔道整復による治療技術と健康づくりに関する知識を生かしチーム医療に貢献。
■ 介護・福祉施設、その他に勤務
デイサービスをはじめとする介護・福祉施設やフィットネスクラブ、スポーツチームなどをはじめ、学校や企業などの健康管理部門で活躍。
■ 独立開業
柔道整復師の国家資格を取得することで、接骨院(整骨院)の独立開業が可能に。地域の保健医療に貢献したり、開業しながらスポーツトレーナーやケアマネージャーとして活躍。
柔道整復師は国家資格であるため、柔道整復師になるためには国家試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
柔道整復師国家試験の合格率は、「第31回柔道整復師国家試験」(令和5年3月5日実施)の合格率は全体で49.6%(※)
※ 厚生労働省HPより
また、国家試験を受験するためには、文部科学大臣が指定した学校、もしくは都道府県知事の指定した養成施設で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。
養成校の中には夜間部が設置されている学校もあり、社会人として働きながら柔道整復師の資格取得を目指している方もいます。
めざす資格に必要な知識と技術を身に着け、受験資格が得られるという点では、どちらも同じです。ただし、修業年限や目的に違いがあるので、それぞれの特徴を十分理解し、進路選びをすることが大切です。
大学とは・・・学術的、理論的な学問を学ぶとともに、幅広い教養や知識を身に着けるための教育機関。卒業すると「学士」の学位が授与されます。
専門学校とは・・・資格取得を目標として必要な知識や技術を身に着けるための職業教育を行う教育機関です。卒業すると「専門士」や「高度専門士」の称号が与えられることがあります。
大阪府泉南郡熊取町にある関西医療大学では、保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科で柔道整復師を目指すことができます。
国家試験合格率 82.8%(全国平均49.6%)
※2022年度「第31回柔道整復師国家試験」の結果
高い国家試験合格率はもちろん、
など、広い視点を養いながら高い専門性を身に着けることができます。
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