勉強は『基礎』を固めることから始まります。
『基礎』がしっかりしていなければ伸び悩みを起こします。
では、勉強における『基礎』とはなんでしょう?
目次
勉強における『基礎』とは
その一つは、授業を『しっかり聞く力』です。
数学などでは、授業をしっかり聞く力が身についている生徒の答案用紙は先生の解法がそのまま反映されます。
もう一つの『基礎』であり、『基礎の基礎』とも言えるのが『暗記する力』です。
高校入試は、どれだけの知識を覚えているかを問うものであるといっても過言ではないでしょう。
また、大学入試では、覚えた知識を用いて思考する力・スピードを問われます。
だから、「覚えるのが苦手」と、暗記を避けて通ることはできないのです。
自分に合った『暗記法』を見つけよう
しかし、「覚えるのが苦手」と言う生徒は思いのほか多いです。
そして、「覚えるのが苦手」と言いながら、それほど工夫もしていない場合が多いです。
たとえば、英単語を覚えるにあたって、ただ何度も書いているだけ、さらにひどい場合は、ただ眺めているだけの場合まであります。
実は暗記の仕方には、さまざまな方法があります。(それは50種類以上あると言われています)
人によって向き不向きがあって、さらに教科によって適した方法も違います。
大切なのは、自分に合った『暗記法』を見つけようと努力することなのです。
自分に合った『暗記法』を見つけることができれば、単調で楽しくない作業と向き合い乗り越えることができます。
そうすると、工夫する力も我慢する力も自然とつきます。
これこそが『暗記する力』が『基礎の基礎』と言われる所以なのです。
監修:芳谷真宏(現役高校生進学指導専門塾『大志学園』学長)
塾ですから、授業で内容をわかりやすく解説するのは当然です。ですが、それだけで成績が上がるわけではなく、『基礎力』も併せて強化する必要があるとも考えています。 そのために、一人ひとりの生徒に合った『暗記法』をアドバイスしたり、『暗記する力』をアップさせる講座や機会も用意します。 しかし本当に大切なのは、単調で楽しくない作業と向き合うサポートをすることなのだと思います。