「先生」の道を志し続け、一般企業や塾講師経験を経て2020年コロナ禍で『桜和塾(おうわじゅく)』を開校。川西市の清和台で、勉強だけでなく”人間力”を養うことも大切に、地域密着の指導を行う猪俣先生。
今回は、『桜和塾』の猪俣和也先生にお話を聞きました!
社会経験を積んだ先生になりたい、『桜和塾』猪俣先生の思い
『桜和塾』では、小学生から高校生まで地元の子ども達の学習指導を行っています。
私は教員になるために、大学では教職課程を履修し、教員採用試験を目指していました。
しかし、教育実習を経験してから、このまま大学を出てすぐに学校の先生になって良いのだろうか?と考えるようになりました。
将来社会を担う子どもたちを育てるというのに、自分自身が社会人経験を持たないまま、生徒たちの前に立てるのだろうか?何か伝えられることはあるのだろうか?
そんな思いが強くなり、教員になる前に社会経験をしてみようと、大学を出て一般企業に就職したのです。
その後教員にはならなかったのですが、塾業界で10年ほど勤めてきました。
やりがいを感じながら、教室長として勤めてきたのですが、コロナ禍での会社の生徒対応方針に大きな不満を持ちました。
それから様々な状況が重なったものの、塾の仕事はずっと続けたいと思っていましたので、他の塾に転職するくらいなら自分で立ち上げようと、2020年に『桜和塾』を開きました。
前職は、小学生から高校生の大学受験まで個別で指導する塾でした。
私は教室長と教務を兼務しており、自分の得意不得意に関わらず、全学年の全教科を対応していました。
もともと、そこまで勉強が得意というタイプではなかったので、その都度勉強しながら教え、大変鍛えられました。
当時の経験を活かし、『桜和塾』でも全教科指導を行っています。


勉強ができるようになるために、姿勢や環境が大事!
『桜和塾』では一人ひとりをしっかり見れるよう、小集団形式と個別形式で授業を行っています。
生徒さん達は、進学校・難関校を目指すよりは、定期テストで平均点くらいだったり、学校の授業に付いていくのが難しいという子が多いです。
「勉強ができない」「勉強は苦手」という子は、勉強やそれ以外のことも“適当に”考えてしまっていることが多いです。
時間を守るとか、字を読めるように書くとか、問題を解く以前の姿勢ができてくると、勉強もできるようになります。
『桜和塾』では、勉強を始める以前の姿勢も大切に指導しています。
また、親御さんや学校の先生がなかなか言いづらいことを言えるのも、塾の役割だと考えています。
進路指導の際に、学校では当たり障りのない伝え方をせざるを得ないことも、塾では「行けるよ」「厳しいよ」とハッキリお伝えします。
ご家庭での親子関係について、ご相談を受けることもあります。
ご家庭の間でうまくいっていないことがあると、学習面にも表れてきますので、塾での様子で気付いたことがあればご家庭にご連絡し、連携を取ってフォローします。
「普通の子が、普通に勉強し、きちんと稼げる力」をつけたい
私は常々、普通の子が、普通に勉強して、きちんと稼いで生きていくことが大事だと考えています。
生徒たちにも、将来いい大学に行くことを目的にするのではなく、どんな進路を選んでも、ちゃんと社会に出てお金を稼いで生きていく力をつけてほしいのです。
親心としても、子どもに願うことは、それが一番ではないでしょうか。
そのために、時間や約束を守るであったり、元気に挨拶をしたり、提出物をちゃんと出す。
そうした基本的なマナーを身につけるために、厳しく指導することもあります。
特にこれからの社会は、より人間力が大切になってきますから、学生時代の勉強を通じて、身につけていってほしいです。

大人として「道を引く」ことのできる人でありたい
私は教育業界で勤める中で、先生とは、大人として子どもたちに「道を引く」人であるべきだと考えるようになりました。塾は人と人が繋がる場所ですから、特に先生の人柄や考え方が色濃く表れます。それが塾の魅力とも言えます。子どもたちの前に立つ大人として、私自身、自己研鑽を続けていきたいと思います。
地域の生徒さん達の、将来を見据えながら力をつけていく『桜和塾』の指導。これからも頑張ってください!
猪俣先生、ありがとうございました!
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塾名 | 桜和塾 |
所在地 | 〒666-0143 兵庫県川西市清和台西3丁目1-9 |
HP | https://ouwajuku9.webnode.jp/ |
@ouwajuku0801 |