「完全個別指導塾オールウェイズ」。その塾名に込めたのは、どこまでも“完全”に、生徒一人ひとりと向き合い続けるという意思。学生時代に地元を離れ、初めて一人暮らしを始めた広島。この街を第二の故郷と愛し、地元の子どもたちにできることを日々模索し続ける。
今回は、完全個別指導塾オールウェイズ代表の樫原汰征先生にお話を伺いました。
伸び悩む子にこそ「やればできる」を!
オールウェイズの生徒たちは、小中学生が中心。勉強につまずき、「自信をなくしている子」が多く集まります。
様々な理由で学校に行けていない子、算数の段階から苦手意識を持ち続ける子…
でも、多くの場合、彼らは「やればできる」んです。
ちょっとしたきっかけと環境があれば、ぐっと伸びる瞬間がある。
その姿に立ち会えるのが、この仕事をやってよかったことの一つです。
特に高校受験は、多くの子どもたちにとって、人生で初めて「自分で選び、自分で進む」選択の場。
だからこそ、選択肢を増やしてあげて、“選べる自分”になってほしいです。
ただ勉強ができる・できないじゃなく、一番は「自分で頑張る力」をつけてもらいたいです。
宿題を忘れたら、次回はどうすれば間に合うようにできるかを一緒に考える。
単語が覚えられないなら、どんな方法なら覚えられるか試す。
一人ひとりと丁寧に関わりながら、考える力を養ってあげたい。だから、「完全」個別指導にこだわります。


「自己表現」入試が変える学びの現場
広島県の公立高校入試では、2023年度から「自己表現」という試験が導入されました。
筆記試験や調査書に加え、生徒一人ひとりが自分をプレゼンする試験があるのです。
安佐南区の個人塾同士で協力して、入試対策の一環として、「自己表現」のプレ発表会も実施しています。
そこでは、私はプレ試験官として、他塾の生徒さんのプレゼンを見せてもらいます。
スピーカーを持ってきてダンスをしたり、ピアノの演奏を撮影してiPadで流したり、みんな本当に堂々と自分を表現していて…自分が15歳の時にはこれができただろうか?と毎年感動させられます。
個人塾同士が競い合うのではなく、協力することで、より地域の子どもたちに役立つことができる。
そういう取り組みがあるのも、この土地で塾をやってよかったと思う理由の一つです。
私はオールウェイズを立ち上げる前に、大手個別指導塾で勤めていた経験があります。
大手になるとどうしても、会社の経営上の都合があったり、生徒数が多かったりで、きちんと生徒やご家庭と向き合えていないと感じることが多くて…
私自身は、しっかり地域に根差して、一人ひとりに向き合う塾をやりたかったんです。
学びの先を見据えたサポートを
最近は、通信制高校に通う生徒さんや不登校の生徒さんも多くお問い合わせをいただくので、サポートにも力を入れていきたいです。
まだ構想段階ですが、将来的には、生徒たちを高校や大学に送り出したその先…就職やキャリアまで見据えた支援ができたらいいな、と考えています。
広島って実は、日本一県外に出ていく人が多いんです。
そうした地域問題にも貢献したいですし、実際に保護者の方から「高校には行けたけど、その後が心配で…」という声は多いので、いずれは進学のその先、企業の紹介や社会への橋渡しもできるような塾であれたら…と考えています。

樫原先生の背中を押した「100万円」
学生時代に大手個別指導塾で働いていたのですが、もっと生徒たちのためにこうしてあげたいと思うことが増え、自分の理想を追いかけるべきか悩んだ時期がありました。
そんな折に、ZOZOの前澤社長がTwitterで公募していた「100万円企画」に、何気なく応募したものが、なんと当選したんです。
大学生だった私にとっては1年分のバイト代と同じです。これがあれば1年間挑戦できる!と自分で家庭教師などを始め、その挑戦が今のオールウェイズに繋がっているんです。
これからも伸び悩む生徒たちの力になれるよう、頑張ります。
学生時代に踏み入れた塾業界で、面倒見のよさを認められ、
気づけば誰よりも生徒のために時間を使い、教材を作り、寄り添ってきた樫原先生。
「生徒のために使う時間が、いちばん自分にとって自然なんです」
そう笑う姿に、教育者としてのまっすぐな覚悟がにじんでいました。
樫原先生、ありがとうございました!
完全個別指導塾オールウェイズへのお問合わせはこちらから

塾名 | 完全個別指導塾オールウェイズ |
所在地 | 〒731-0144 広島県広島市安佐南区高取北1-20-6 |
HP | https://allways-hiroshima.net |
@study.allways | |
X | @AllWays2020 |