
放射線技師と塾長、二つの顔をもつ男の挑戦!【アステップ学習塾】桑原先生

「学校の先生になりたかったんです。でも、高校三年の時に人生のレールが切り替わった」そう語るのは、練馬区・石神井町にあるアステップ学習塾の桑原英和先生。病院で放射線技師として働く一方、放課後には“もうひとつの夢”を追いかける塾長に早変わり。医療と教育、まったく違う世界を軽やかに行き来しながら、子どもたちと真正面から向き合う。
今回は、そんな異色の先生から「人を育てる塾」のあり方を伺いました。
目次
医療と教育。ふたつの世界を渡り歩く日々
日中は病院で放射線技師として勤務、夕方からは塾で子どもたちの勉強をサポートする。私の一日は、そんな二足のわらじで回っています。
もともとは学校の先生になりたかったんです。
でも高校三年でケガをして、長年続けていたサッカーと、夢だった体育教師を断念。
そこから母に「医療の道もあるよ」とすすめられ、放射線技師になりました。
それでも、どこか「先生」になりたい気持ちは残っていたので、医療の道一本に絞らず、教育もやってみようと始めたのがアステップ学習塾です。
学生時代の友人と共に立ち上げ、今では私たちの教室も5つに増えました。
定職がありながら塾を運営する。そんなスタイルの塾が増えるのもいいと思うんです。

教えたいのは「その先」の生き方
アステップに来る生徒は、もともと勉強ができる子ばかりではありません。
様々な理由で学校に行けない子もいれば、成績に自信が持てない子もいます。
でも、私にとってそれは全く問題ではありません。
塾の先生が言うのもなんですが、勉強がすべてではないですから。
大学進学や就職も大事だけれど、それがゴールじゃないです。
大事なのは「勉強しろ」じゃなくて、「なぜ勉強するのか」。
大人だって、目的がなければモチベーションを持って働けないですよね。
それと同じで、子どもたちにも「何のために」をちゃんと持ってもらいたいのです。
だから、アステップでは、勉強ももちろん教えますが、対話を何よりも大事にしています。
自信がなくて、「どうせ…」が口癖になっている子は多いです。
そんな言葉が出てきた時には、「胸を張って『頑張ってみました!』と言えるほど頑張った?」などと問いかけています。対話を通じて前向きな気持ちになり、少しずつ頑張る力がついてくると、「なぜ勉強するか」も考えられるようになってきます。
本人だけでなく、保護者の方も一緒に考えてもらいたいから、3者面談ではつい話し込んでしまうことも多々あります(笑)
勉強は、自信をつけるための“道具”でいい
この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、生徒たちと「一緒に夢を見られる」ことです。
将来、管理栄養士になりたいと言っている生徒がいました。
「将来お店を持ちたいけれど、自分ひとりじゃ不安だ」と言うので、「じゃあ先生と一緒にやろうか!」と約束したんです。
そんなふうに、夢を共有できる関係ができるのは嬉しいですね。
勉強って、あくまで自信を持つための一つの手段だと考えています。
部活での成功でもいいし、友達関係でもいい。
自分が「できた!」という実感を持てることが、一番の生きる原動力になります。
その手段のひとつとして、勉強もあっていい。それが、私のスタンスです。

一歩を踏み出す力を育てたい
私のように、いろんなことをやりながら生きるのも一つのスタイルだと思います。放射線技師として、塾の先生として、これから飲食店やジムもやる予定です。自分で自分の人生を面白くしていく。それを私自身が体現しながら、子どもたちにも「こういう生き方もあるんだよ」と伝えていきたいと思っています。
桑原先生、ありがとうございました!
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アステップ学習塾 石神井公園 西大泉 個別指導 塾選びに困ったら個別指導のアステップ!
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