日々の積み重ねで、誇りに思える自分へ！【豊中個別スクール】谷口先生

「自分に誇りが持てる子を育てたいんです」そう語るのは、2025年6月、大阪・豊中に開校した「豊中個別スクール」の谷口 功先生。大手個別指導塾で現場に立ち続けること20年以上。ずっと温めてきた教育のかたちを、豊中の街で実現。“AI時代の塾の使命”を全うすべく、生徒一人ひとりに寄り添い、成長を支え続ける。

「塾がいらなくなる塾」を、目指しているかもしれません

塾って、通い始める理由はだいたい皆一緒です。
「勉強が苦手」「わからない」「テストの点が取れない」…
そういう状態の子がまず求めるのは、わかりやすい授業。そして、手厚いサポートです。

豊中個別でも、最初は授業を通して「勉強ってちょっと面白いかも」と思ってもらうことを大切にしています。

でも、それはあくまで入り口で、学習習慣の定着が次の大きなステップです。

「家でもやってみようかな」「自習しに塾に行こうかな」
と意識が変わって、毎日自習に来たり自分から机に向かうようになってくると、授業の中身も変わります。
学習習慣がついた子は、インプットは自分でできます。
その代わり、「今やっていることが合っているか」「もっと効率的なやり方があるか」を確認する必要が出てくるのです。

大手に長くいて感じたのは、学習習慣がついた子へのサポートが足りない、ということでした。
従来の教える授業から、自学自習を支える授業に変えたくても、マニュアルを逸脱できない。
そんなもどかしさをずっと感じていました。

だから、豊中個別では「従来の個別指導 × 自学自習支援」のハイブリッド型授業を行っています。
一人ひとりの成長度合いに応じてカリキュラムを組む、ライザップのようなオーダーメイド型学習です。

必要なのはティーチングだけじゃない。
コーチングの視点で、生徒の変化に寄り添って、自信を育てることが大事なのです。

教えるのは「自信のつけ方」

沢山の生徒を見て来て、感じることがあります。
それは、“自信を持てるようになった子は、勝手に伸びていく”ということです。

はじめは親御さんと一緒に「まずは通ってみましょう」と来ていた子が、数ヶ月後には毎日塾に来るようになって、勉強するのが当たり前になって。
ある時「自分って、思ってたよりイケてるやん」って思える瞬間が来る。
そこから先はもう、私たちが何か言わなくても、どんどん自分で進んでいけるんです。

その瞬間を超えて自信をつけた子って、学力面だけでなく、人間としての粘り強さや、物事に取り組む姿勢が変わってくるんです。
勉強を通して得た力は、社会に出でからもきっと活きてくるはずです。

自信をつける過程には、やっぱりサポートが必要だと思います。
塾にできることは、勉強を教えることだけじゃない。進む道が正しいかどうかをチェックし、言葉がけで背中を押してあげることができます。
成績を上げるだけじゃなく、「自分ってやれるやん」と思えるようになること。
それが私たちの、いちばん大事にしている目標なんです。

“AIにできないこと”を担うのが、これからの塾の使命

ティーチングだけでいいなら、正直な話、AIで済みます。
ChatGPTがあれば、どんな問題も答えてくれる。勉強方法もアドバイスしてくれる。そういう時代です。

でも、生徒の変化を感じとって、その子に合ったタイミングで言葉を届けて、自信を育てる…これは人間にしかできません。

豊中個別では、「誇りに思える自分へ」を教育理念にしています。
昨日の自分より、今日の自分の方がちょっと前進している。
そんな日々を積み重ねていくことが、本当の成長につながると思うんです。

勉強は、人生のごく一部。
でも、その一部をがんばったことが、その子の人生にとって誇れる過去になったら、それってすごく素敵なことだと思うんです。

「成績を上げるため」だけじゃなくて、「自分のことを好きになるため」にも存在している。
そんな塾でありたいです。

地域の子どもたちの「誇り」を育てる塾、これからも頑張ってください！
谷口先生、ありがとうございました！

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